女優のキム・セロンさんが16日午後、ソウル市内の自宅で死亡しているのが見つかりました。24歳でした。
警察によりますと、16日午後5時ごろ、キムさんの自宅を訪れた友人が発見し、通報したということです。
警察が調べたところ、外部から侵入した痕跡などの犯罪の疑いは確認されず、遺書も見つかっていないということです。
キム・セロンさんは幼い頃に子役としてデビューし、映画『アジョシ』でウォンビンさんと共演し、その高い演技力で大きな注目を集めました。その後も映画やドラマで活躍し、韓国の次世代を担う女優の一人として期待されていました。
しかし、2022年に飲酒運転をして事故を起こし、道路交通法違反で在宅起訴され、活動を休止していました。そして、去年4月に演劇での活動再開を試みましたが、批判が殺到し、「健康上の理由」として降板を余儀なくされました。
現在、警察は死亡した原因について調査を進めているということです。