去年、育児休暇を取得した人のうち、男性の割合が初めて30%を上回りました。
韓国雇用労働部が23日、まとめたところによりますと、出産休暇や育児休暇など仕事と家庭の両立のための制度を利用した人は去年25万6771人で、前の年に比べて7%増加しました。
このうち、育児休暇を取得した人は13万2535人で、前の年より5.2%増加しました。
出生数の減少により、2023年にやや減少した育児休暇を取得した人は、制度の拡大により去年、再び増加に転じたものとみられます。
とくに、男性の育児休暇取得者は4万1829人と全体の31.6%を占め、制度ができて以来、初めて男性の割合が30%を上回りました。
2015年の男性の取得者が4872人だったことを踏まえれば、この9年でおよそ9倍に増えたかたちとなっています。
また、男性の育児休暇取得者の増加傾向はことしも続いていて、ことし1月1日から休日を除いた30営業日までの男性の育児休業者は、前の年の同じ時期に比べて69.2%増加しています。
一方、育児休暇を取得する時期は、子どもが生後12か月未満での取得が最も多く、平均取得期間は全体で8.8か月、女性が9.4か月、男性は7.6か月となっていました。