韓国の大韓航空が、41年ぶりにロゴを変更し、新たなデザインを公開しました。今回のロゴの変更は、韓国のアシアナ航空との統合をきっかけに行われました。
新たなロゴは、おなじみの国旗マークの太極模様と英文社名を並べた形となっています。シンボルは従来の国旗マークの伝統を継承しつつ、より現代的なデザインに進化したほか、赤と青の2色から濃い青色の単色に変更しました。
新たなロゴを取り入れてデザインされた旅客機は、12日から運航を開始します。
アシアナ航空の旅客機を含めて、3年にわたって塗装作業を順次行っていくということです。
大韓航空は、2年以内にアシアナ航空との統合に向けた手続きを完了し、世界トップ10の「メガキャリア」への跳躍を目指しています。
大韓航空を傘下に持つ韓進(ハンジン)グループの趙源泰(チョ・ウォンテ)会長は、6年ぶりにメディアとのインタビューに臨み、「規模よりも質を重視したい。もっとも安全で、いつもお客様に信頼してもらえる航空会社になるのが目標だ」と述べました。
ロゴに加え、機内食のメニューも増やすほか、アメニティも一新するということです。
大韓航空は今後、アシアナ航空とのマイレッジの統合や、操縦士の割り当てなど統合に必要な手続きを進め、2027年に統合大韓航空として公式に発足する予定です。