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社会

エアプサン 旅客機火災はモバイルバッテリーの内部ショートか

Write: 2025-03-14 13:02:18Update: 2025-03-14 17:18:19

エアプサン 旅客機火災はモバイルバッテリーの内部ショートか

Photo : YONHAP News

ことし1月28日、韓国南部の金海(キメ)国際空港で、LCC=格安航空会社「エアプサン」の航空機で発生した火災は、手荷物に含まれていたモバイルバッテリーの内部で、電気がショートしたことが原因だった可能性が指摘されています。
 
韓国国土交通部の航空鉄道事故調査委員会は、国立科学捜査院が分析を行った、機内でみつかったモバイルバッテリーの焼け残りから、回路を外れて大きな電流が流れるショートが発生し、その熱で電線が溶けて発生する「電気溶融痕」が複数確認されたと発表しました。
 
こうしたことから、絶縁体が破壊されてショートし、発火につながったとみられています。また、モバイルバッテリーの内部でショートが起きた原因は明らかではないものの、モバイルバッテリー以外の発火源があった可能性は低いとしています。
 
火は、左側30番座席の手荷物用の棚から発火したものとみられていて、当時、飛行機に乗っていた乗客が撮影した動画でも、左側30番座席の棚から火が確認され、モバイルバッテリーの焼け残りも、その近くで発見されました。
 
航空鉄道事故調査委員会は、調査の結果をもとに、モバイルバッテリーが火災の原因だったとみて、捜査を続ける方針です。

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