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社会

各大学が医学生の休学届を認めない方針 集団除籍の可能性も

Write: 2025-03-20 10:09:01Update: 2025-03-20 10:51:41

各大学が医学生の休学届を認めない方針 集団除籍の可能性も

Photo : YONHAP News

韓国政府は、休学した医学生の復学を条件に来年度の医学部の定員拡大を断念しましたが、医学生らが今学期も休学届を出していることに対し、医学部のある大学の総長らは、休学届を認めないことで一致しました。
 
医学部のある40校の大学の総長らは19日、医学生の集団休学に対し、21日まで休学届を却下することで合意しました。
 
また、留年や除籍の事由が発生した場合は、「原則通りに処理する」と決めたということです。
 
首都圏のある大学の総長は、「総長らが動き、医学部の定員拡大を原点に戻し、できるだけのことはした。それでも復帰しないのであれば、除籍するしかないという点で意見が一致した」と述べました。
 
このまま医学生らが休学届を取り消さない場合は、集団除籍につながりかねない状況となっています。
 
また、別の大学の総長は、除籍で「欠員が発生すれば、一般編入を実施する計画だ」としていて、一部の大学は除籍以降の計画も立てています。
 
医学生らでつくる医学生協会非常対策委員長は、「大学に戻ってもきちんとした教育を受けることが難しいと考えられる」としながら、「休学届が受理されない状況に困惑している」と述べました。
 
現在、休学や授業を拒否している医学生は、ことしの新入生を含め2万人あまりで、集団除籍が現実となれば、大学編入にも大きな影響を及ぼす見通しです。

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