韓国プロ野球の2025シーズンが今月22日に開幕し、2年連続の観客総数1000万人突破を目指します。
プロ野球2025シーズンの開幕戦は、22日(土)午後2時、光州(クァンジュ)で去年の優勝チームのKIAとNCの試合が行われるほか、ソウルの蚕室(チャムシル)と仁川(インチョン)、大邱(テグ)、水原(スウォン)で5試合が一斉に行われます。
すでにオープン戦で過去最多となる観客総数7661人を記録し、今シーズンも高い人気が予想される韓国プロ野球は、全ての球場で開幕戦の観戦チケットが3年連続で完売するものと見られます。
また、今シーズンの開幕戦では、10チームの全球団で10人の外国人投手が先発のマウンドに上がります。
ことし、KBOリーグで新しく導入されたシステムとして注目されているのは、「ピッチクロック」です。
去年、試験導入され、ことしから正式に採用される「ピッチクロック」は、試合時間の短縮を目的とした、投球間隔の時間制限です。ピッチャーは、ランナーがいない場合は20秒、ランナーがいる場合は25秒以内にボールを投げることになっています。
バッターは33秒以内に打席に立ち、打席当たりのタイムは2回まで認められます。ルールに違反すると、ピッチャーは「1ボール」が、バッターは「1ストライク」が追加されます。
また、12回まで行われた延長戦は、11回に短縮されます。
ハンファ・イーグルスは、ことしから新たなホーム球場としてオープンした「大田ハンファ生命ボールパーク」を使用する計画です。
2025年度のレギュラーシーズンは、1球団当たり144試合、合わせて720試合が行われます。