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社会

韓国南東部の山火事で27人死亡 焼失面積は過去最大

Write: 2025-03-27 13:22:42Update: 2025-03-27 18:05:20

韓国南東部の山火事で27人死亡 焼失面積は過去最大

Photo : YONHAP News

韓国南東部で同時多発的に発生した山火事で27人が亡くなり、32人がけがをしたことがわかりました。焼けた面積は、3万6900ヘクタールと過去最大となっています。
 
中央災害安全対策本部が27日、発表したところによりますと、今回の山火事により、午後4時の時点で、亡くなった人は27人、けがをした人は、32人となっています。
 
地域別には、慶尚北道(キョンサンブクド)の人命被害が、最も多く、亡くなった人は23人、けがをした人が21人ということです。
 
避難した住民は、午前5時の時点で、3万7185人でした。
 
なかでも、山火事の被害がもっとも大きかった慶尚北道義城(ウィソン)郡と安東(アンドン)市では2万9911人が避難しました。
 
避難した3万7185人のうち、避難を終えて自宅に戻った人は2万485人で、まだ自宅に戻れない人は1万6700人です。
 
一方、午前5時の時点で、消火作業が行われている各地の山火事の現場は合わせて10か所で、焼けた山林の面積は3万6900ヘクタールと集計されました。
 
これは、過去最大だった2000年の東海岸の山火事の焼失面積2万3794ヘクタールを1万ヘクタール以上上回るものです。
 
今月21日に慶尚南道(キョンサンナムド)山清(サンチョン)郡で始まり、全国各地で同時多発的に発生した山火事は、1週間が過ぎたいまも消火活動が続いていますが、鎮圧のめどは立っていません。
 
火事が広がった地域のうち、鎮火率は、安東が52%、義城が54%、山清と河東(ハドン)が77%などとなっています。

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