現代自動車グループがアメリカに、年間生産台数30万台に上る、3番目となる新工場を完成しました。
現代自動車グループは現地時間の26日、ジョージア州エラベルで350万坪あまりの規模の新工場、「現代自動車グループ・メタプラント・アメリカ」の竣工式を行い、本格稼働に入りました。
2022年10月の着工から2年5か月での完成です。
現代自動車グループは、この工場について「グローバルな成長をけん引する戦略的な生産基地であり、モビリティの未来を現実のものにする中核拠点になるだろう」と期待しています。
これで、現代自動車グループのアメリカ国内での完成車生産能力は、年間100万台あまりに増えました。
現代自動車グループは今後さらに20万台増やす設備を増設する方針です。
竣工式で鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は、「アメリカ国内で、そしてアメリカとともに、自動車産業の未来を建設することにおいて、いつにも増して楽観的だ」と話しました。
鄭会長は2日前に、ホワイトハウスでトランプ大統領とともに会見し、ルイジアナ州への製鉄所の建設など、31兆ウォン規模のアメリカへの投資計画を発表しています。
グループの関係者は、「世界最大の自動車市場であり、完成車メーカーの激戦地であるアメリカに、製造革新の拠点を構築した。韓米間の経済協力にも貢献していく」と強調しました。