韓国南東部で同時多発的に発生した山火事をめぐって、芸能人らが相次いで義援金として多額の寄付を行い、注目を集めています。
韓国の人気ボーイズグループ「BTS」のメンバー、ジョングクさんは28日、「ホープブリッジ」全国災害救援協会を通じて、山火事の被害に対する義援金10億ウォン、日本円で約1億円を寄付しました。
BTSのメンバーは、ジョングクさんのほかにも、RMさんやSUGAさん、それにJ-HOPEさんがそれぞれ1億ウォン、日本円で約1万000万円をを寄付しました。
ほかにも、人気グループ「BIGBANG」のG-DRAGONさんが3億ウォン、歌手で俳優のIUさんが2億ウォン、ガールズグループ「BLACKPINK」のジェニーさんが1億5000万ウォン、歌手で俳優のチャ・ウヌさん、ガールズグループ「aespa」のカリナさんが1億ウォンなど、芸能人の寄付が相次いでいます。
とくに、IUさんは普段から寄付を活発に行っていて、これまでの寄付額が累計で60億ウォンを上回るということです。
今回、慶尚道(キョンサンド)地域で同時多発的に発生した山火事により、これまで30人が亡くなり、45人がけがをし、住宅3000棟が全焼、焼失面積は4万8000ヘクタールを上回り、過去最大となりました。