最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)前代表が、アメリカのタイム誌が発表した「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。
タイム誌は、現地時間の16日、2025年の「世界で最も影響力のある100人」を発表し、李前代表は「指導者」部門で選出されました。
この部門には、アメリカのトランプ大統領やバンス副大統領、アルゼンチンのミレイ大統領、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者、イギリスのスターマー首相など、各国の有力な政治家や経営者が名を連ねています。
タイム誌は李前代表について、工場労働者として働いた若い頃の経歴や、政治家としての歩み、去年起きた暗殺未遂事件、さらに尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による「非常戒厳」宣言のあと、李前代表が弾劾訴追を主導したことなどを紹介し、「彼の劇的な人生は、韓国の次期リーダーとなることで頂点を迎える可能性がある」と評価しました。
タイム誌は2004年から毎年、政治や芸術など各分野から独自に100人を選出して公表しています。
なお、今回の「パイオニア」部門には、世界的ヒット曲「APT.」でブルーノ・マーズとコラボレーションしたBLACKPINKのロゼさんも選ばれています。