日本政府が領土・主権展示館をリニューアルオープンしたことに対して、韓国政府は、独島(トクト)に対する不当な主張を繰り返しているとして、強く抗議し、直ちに閉鎖することを促しました。
東京千代田区にある「領土・主権展示館」は北方領土や独島(日本でいう竹島)、それに沖縄県の尖閣諸島に関する歴史的な資料などを展示しています。
2018年に開館し、リニューアル工事を経て、18日、再オープンして、記念の式典が開かれました。
展示館のホームページによりますと、独島について、「日本固有の領土」と主張し、「大韓民国が1950年代以来、不法占拠している」としています。
韓国外交部は18日、報道官名義の声明を発表し「歴史的、地理的、国際法的に明確に韓国固有の領土である独島に対する不当な主張を繰り返すことは、未来志向的な韓日関係の構築に何の役にも立たないことを明確に認識しなければならない」としています。
外交部のキム・サンフン亜細亜太平洋局長は18日午後、ソウル外交部庁舎に駐韓日本大使館総括公使代理を呼び、抗議しました。