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文化

女優ユン・ヨジョン「息子は同性愛者」 新作映画のインタビューで

Write: 2025-04-21 10:25:15Update: 2025-04-21 10:51:37

女優ユン・ヨジョン「息子は同性愛者」 新作映画のインタビューで

Photo : YONHAP News

2021年に映画「ミナリ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンさんは、新作のアメリカ映画「結婚披露宴(原題:TheWedding Banquet)」の公開に際して行った現地メディアとのインタビューで、自身の息子が同性愛者であることを明らかにしました。
 
アメリカの映画業界誌「バラエティ」や「ピープル」などが19日に報じたところによりますと、ユン・ヨジョンさんは最近、これらのメディアと行ったインタビューで映画「結婚披露宴」に出演することになった経緯を説明するなかで、自身の息子について言及しました。
 
ユン・ヨジョンさんはピープル誌とのインタビューで、「私の人生はこの映画と密接な関連がある」としたうえで、「私の長男が同性愛者なので、私と息子が経験したことをこの映画で共有した」と述べました。
 
また、「韓国は極めて保守的な国だ。人々は絶対に公に、または自分の親の前で同性愛者であることを明かさない」としたうえで、「韓国が心を開くことを望む」と語りました。
 
北米で18日、公開された映画「結婚披露宴」は、台湾出身の李安監督が1993年に発表した作品「結婚披露宴」をリメイクしたもので、同性愛者の主人公が結婚を急かす家族をごまかすために偽装結婚をすることになり、その過程で起こる騒動を描いた作品です。
 
韓国系アメリカ人のアンドリュー・アン監督がメガホンをとり、ユン・ヨジョンさんは、主人公の祖母役を務めました。
 
メディアとのインタビューで、ユン・ヨジョンさんは、「この映画で私が孫に言った『あなたが何者であろうと、あなたは私の孫よ』というセリフは、私の個人的な経験から出たものだ」と語っています。

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