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国際

米政府 中国の韓中暫定措置水域での構造物設置を批判

Write: 2025-04-24 11:10:30Update: 2025-04-24 11:13:00

米政府 中国の韓中暫定措置水域での構造物設置を批判

Photo : YONHAP News

アメリカ政府は、韓国と中国の排他的経済水域(EEZ)が重なる韓半島西の海、西海(ソヘ)の韓中暫定措置水域に、中国が構造物を無断で設置したことについて批判しました。
 
アメリカ国務省の報道官は現地時間の23日、中国が無断で鉄骨の構造物を設置したことに関するメディアの質問に対し、「中国は航行の自由を含む国際法の遵守を数十年間にわたり拒否し、経済的利益を損ね、域内の不安定化を招いている」と指摘しました。
 
そのうえで「強国は、すべての当事者に利益となるような安定化に貢献するために、自らの意図を事前に明らかにすることを恐れない」と述べました。
 
韓国外交部によりますと、中国は韓中両国が西海の海洋の境界を設定するための交渉で、暫定的に措置した水域に無断で構造物を設置したほか、韓国政府による構造物の調査も阻止しました。
 
中国政府は、この構造物が単なる養殖施設であるため問題ないと主張していますが、韓国では、中国が構造物を軍事用に転用したり、この水域で領有権を主張する根拠として利用する可能性があるとの懸念が出ています。
 
韓国と中国政府は23日、ソウルで「第3回海洋協力対話」を開催し、中国が無断で鉄骨の構造物を設置したことについて抗議したものとみられます。

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