アメリカによる自動車への関税措置にもかかわらず、韓国の自動車最大手、現代(ヒョンデ)自動車のことし1月から3月期の売上高は、およそ44兆4000億ウォンと、これまででもっとも多かったことがわかりました。
現代自動車が24日、発表したところによりますと、ことし1月から3月期の売上高は、去年の同じ期間に比べて9.2%増えて44兆4078億ウォンと、1月から3月期としてはこれまででもっとも多かったということです。
営業利益は連結ベースで去年の同じ期間に比べて2.1%増えて3兆6336億ウォンでした。
過去最高の売り上げとなったのは、ハイブリッドカーの販売増加や販売金融事業の好調な業績に支えられたものとみられます。
また、北米市場での売れ行きが好調だったことや、為替レートが追い風になったことも背景にあります。
ただ、関税措置による影響が表れ始めていることや、来月3日からは自動車部品に対する25%の関税も発動することから、この勢いが4月から6月期にも続くかは不透明です。