1945年8月、アメリカ軍が日本に投下した原子爆弾で被爆し、現在韓国に住む被爆者らとその子どもが、広島を訪れ、韓国人原爆犠牲者の慰霊碑に献花しました。
「韓国原爆被害者協会」の会員の被爆者13人と被爆2世1人の合わせて14人は24日、広島を訪れ、平和記念公園と平和記念資料館を見学したあと、韓国人原爆犠牲者の慰霊碑に花を手向けました。
日本の厚生労働省によりますと、日本政府が交付した被爆者健康手帳を持ち、現在は韓国に住む被爆者は、去年3月末の時点で1678人に上るということです。
広島と長崎に原爆が投下された当時、これらの都市には多くの韓国人が住んでいて、日本人と同じように被爆しました。
日本にある駐日韓国大使館によりますと、広島と長崎での韓国人被爆者数は、死者がおよそ4万人、生存者がおよそ3万人で、合わせておよそ7万人にのぼるということです。