韓国では、首都圏の地下鉄の初乗り運賃が、6月28日から150ウォン値上げされることになりました。
ソウル市は、公共交通機関で、ともに統合割引制度を施行している京畿道(キョンギド)、仁川(インチョン)市、KORAIL=韓国鉄道公社と会議を開き、1月に決めた地下鉄の基本運賃を150ウォン値上げする運賃調整案を6月28日の始発から実施することで合意しました。
ソウル市などはおととし、地下鉄料金を300ウォン値上げする方針を決めました。
ただ、家計への負担や政府の物価政策への協調などを考慮し、おととし10月には150ウォンの値上げにとどめ、今回、追加で150ウォン値上げしたかたちとなっています。
今回の値上げにより、首都圏の地下鉄の初乗り運賃は、交通カードを利用した場合、28日の始発から現行の1400ウォンから1550ウォンに値上がりします。
そのつど購入する乗車券は、1500ウォンから1650ウォンに値上がりします。
交通カードと乗車券、ともに150ウォンの値上げです。
また、13歳から18歳までの青少年は800ウォンから900ウォン、6歳から12歳までの子どもは500ウォンから550ウォンへとそれぞれ100ウォンと50ウォンずつ値上がりします。