新型スマートフォン「Galaxy S25」の売れ行きが好調だったことに支えられ、サムスン電子のことし1月から3月期の売上高が、79兆1405億ウォンと、四半期として過去最高を記録したことがわかりました。
サムスン電子が30日、発表したところによりますと、ことし1月から3月期の連結決算で、売上高は、前の年の同じ期間に比べて10.05%増えて79兆1405億ウォンと、四半期として過去最高を記録したということです。
これまでの最高記録は、昨年7月から9月期の79兆987億ウォンでした。
営業利益は1.2%増えて6兆6853億ウォンでした。
これは、ことし1月に発売されたスマートフォン「Galaxy S25」の販売が好調で、モバイル部門の営業利益が4兆ウォンを超えたことよるものです。
サムスン電子は、将来の成長に向けた研究開発投資も継続していて、1月から3月期の研究開発費は9兆ウォンと、1月から3月期としては過去最高となりました。
一方、半導体部門では、サーバー向けDRAMの販売が増加したものの、アメリカの輸出規制の影響などで、高帯域幅メモリー(HBM)の販売が減少し、業績がふるいませんでした。