飛行機を利用する際、空港以外の場所で事前に手荷物の預け入れ手続きを済ませられる「イージードロップ・サービス」の新たな拠点が、29日、ソウル市内の三成(サムソン)駅近くにある韓国都心空港ビル2階にオープンしました。
このサービスを利用すれば、空港以外の場所で搭乗券の発行と手荷物の預け入れ手続きを済ませ、目的地の海外空港で荷物を受け取ることができ、仁川(インチョン)国際空港では、チェックインカウンターに立ち寄ることなく、そのまま出国ゲートへ進むことができます。
現在、イージードロップ・サービスは、仁川空港出発の大韓航空、アシアナ航空、済州(チェジュ)航空、ティーウェイ航空の国際線利用者が対象で、来月1日からは、ジンエアーの利用者も対象に加わります。
このサービスは、おととし12月に弘大(ホンデ)入口駅近くで初めて導入されて以降、仁川や明洞(ミョンドン)にもそれぞれ拠点が設けられました。
仁川空港公社は、イージードロップ・サービスを利用した乗客が、通常の出国手続きの列に並ばずに専用通路から保安検査場に直行できる「ファストトラック出国サービス」を来月中に導入する予定です。
また、韓国国土交通部と仁川空港公社は、さらなる利便性向上の一環として、事前予約を行った乗客の自宅や宿泊施設に専門スタッフが訪れ、チェックイン手続きや手荷物預かりサービスを行う「ホームドロップ(Home Drop)サービス」の導入も検討しています。