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政治

李大統領 習近平国家主席と初の電話会談

Write: 2025-06-10 15:05:35Update: 2025-06-10 17:38:40

李大統領 習近平国家主席と初の電話会談

Photo : KBS News

李在明(イ・ジェミョン)大統領は10日、中国の習近平国家主席と初めて電話会談を行い、両国関係の発展と地域の安定に向けて協力を深めていく方針を確認しました。

大統領室によりますと、10日午前、李在明(イ・ジェミョン)大統領が中国の習近平国家主席と電話会談を行ったと発表しました。

大統領室によりますと、習主席は李大統領の大統領当選について祝意を伝えるとともに「新政権と両国のパートナー関係のもとで協力していこう」と述べたということです。

これに対して李大統領は 感謝の意を示したうえで、「韓中両国が互恵と平等の精神のもと、経済・安全保障・文化・人的交流など多方面にわたり協力を進めていくことを期待する」と述べました。

また両首脳は、今年韓国の慶州(キョンジュ)で開かれるAPEC首脳会議に触れて、今年と来年のAPEC議長国である韓中両国が緊密に協力する必要性を確認しました。
李大統領はことしのAPECに習主席を招待し、「両国関係の発展に向けた緊密な意見交換を期待する」と伝えたということです。

これに先立って 中国の国営通信社、新華社通信は、習主席はこの会談で、両国の協力強化について、「時代の流れと両国国民の根本的利益に合致するだけでなく、地域および世界の平和と安定、発展と繁栄にも寄与するものだ」と述べたと伝えました。
 
これに対して、李大統領は共感を示したうえで、「私は韓中関係を非常に重視しており、中国とともに両国の善隣友好関係をさらに深め、国民感情を改善し、韓中協力がより多くの成果を上げられるよう努力する」と述べました。
 
李大統領が就任後、外国の首脳と電話で会談するのは、6日のアメリカのトランプ大統領、9日の日本の石破総理大臣に続き、3人目です。
 
かつて、文在寅(ムン・ジェイン)元大統領が就任後、アメリカ・中国・日本の順で首脳と電話会談を行ったのに対し、李大統領はアメリカ・日本・中国の順で会談を行ったことについて、政界では「李大統領が自身の外交・安保観に対する同盟国の疑念を払拭するため、戦略的に韓日米協力を最優先に位置づけたものだ」とする見方が出ています。

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