海外で違法に流通されている韓国のコンテンツのうち、7割がウェブトゥーンであることがわかりました。
韓国著作権保護院によりますと、韓国のコンテンツを違法に流通している海外サイトに去年掲載された違法コンテンツのうち、ウェブトゥーンが71.6%でもっとも多く、次いで映画やドラマ、バラエティー番組など映像コンテンツが28.4%でした。
映画や放送など映像コンテンツが違法に流通される割合は、2002年には39.9%でしたが、去年は28.4%に減少した一方、縦スクロール形式で漫画を読むウェブトゥーンは60.1%から71.6%に増加しました。
韓流ブームに後押しされ、韓国ドラマだけでなく、原作のウェブトゥーンの需要が高まっており、無断で外国語に翻訳されたウェブトゥーンが大幅に増えています。
業界では、違法ウェブトゥーンの問題を根本的に解決するためには、流通サイトの運営者を厳しく処罰すべきとの指摘が出ています。