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韓半島

北韓 元山葛麻観光地区の竣工式開催 来月1日に営業開始

Write: 2025-06-26 13:04:26Update: 2025-06-26 14:42:48

北韓 元山葛麻観光地区の竣工式開催 来月1日に営業開始

Photo : YONHAP News

北韓の朝鮮中央通信は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の出席のもと、24日に北韓東南部の江原道(カンウォンド)にある大型リゾート地区「元山(ウォンサン)葛麻(カルマ)海岸観光地区」が完成し、竣工式を開催したと伝えました。営業は、来月1日に開始するということです。
 
朝鮮中央通信によりますと、元山葛麻海岸観光地区には2万人を収容できるホテルや旅館をはじめ、海水浴施設やスポーツ・娯楽施設などが整備されているということで、来月1日から北韓住民を対象に営業を開始する予定だということです。
 
竣工式には、金委員長の妻、李雪主(リ・ソルジュ)氏と、娘の金主愛(キム・ジュエ)氏も出席しました。李雪主氏が公の場に姿を見せたのは、去年1月以来およそ1年半ぶりです。
 
北韓が公開した写真によりますと、李氏は娘の金主愛氏の外側に立ち、娘を前に立たせる様子がうかがえました。
 
また、式典にはロシアの大使と大使館職員も招かれていて、今後、ロシア人観光客など外国人の誘致を視野に入れているものとみられます。
 
金委員長は、今回の葛麻半島での開発をモデルケースとし、短期間で複数の地域に大規模な観光・文化地区を建設する方針を打ち出しています。
 
北韓は元山葛麻半島の長くて白い砂浜「明沙十里(ミョンサシプリ)」などを観光資源として活用するため、2014年に大型リゾート団地の元山葛麻海岸観光地区の建設工事に着手しました。

2019年の竣工を目指していましたが、国連の制裁によって建設資材の需給に支障が出たことや、新型コロナの影響で2020年以降は事実上、工事が中止されていました。

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