バドミントン女子シングルス、世界ランキング1位のアン・セヨン選手が、BWF=世界バドミントン連盟の日本オープンで優勝し、今シーズン6度目の優勝となりました。
アン選手は、20日、東京で行われた日本オープン女子シングルス決勝で、世界2位の中国の王祉怡選手をゲームスコア2対0のストレートで下しました。
アン選手は、先月初めのインドネシアオープン決勝でも王選手に逆転勝ちを収めていて、2大会連続で決勝の舞台で王選手を破りました。
今大会でアン選手は、全5試合で1ゲームも落とさず、いずれもストレートで勝利し、完璧な試合運びを見せました。
ことし、マレーシアオープン、インドオープン、オルレアンマスターズ、全英オープン、インドネシアオープンで優勝したアン選手は、今回で今シーズン6度目の優勝となります。
2023年大会の女子シングルスで優勝し、去年、パリオリンピックで金メダルを獲得した直後、膝と足首の負傷を理由に日本オープンを欠場していたアン選手は、2年ぶりにこの大会で頂点に立ちました。
一方、男子ダブルスのソ・スンジェ、キム・ウォノ・ペアは、世界ランキング1位のマレーシアのペアを2対0で制し、優勝を果たしました。
2人はことし、マレーシアオープン、ドイツオープン、全英オープン、インドネシアオープンに続いて、今季5度目のタイトルを手にしました。