韓国の新世界(シンセゲ)百貨店は、ソウルの繁華街・明洞(ミョンドン)にある本店に爆発物を仕掛けたとのインターネット上の書き込みについて、警察が調査した結果、虚偽であることが確認され、現在は通常通り営業していると発表しました。
新世界百貨店は5日、公式案内を通じて「該当の書き込みは、警察が調査した結果、虚偽と確認された」としたうえで、「当社は、爆発物設置に関する書き込みの情報を入手した直後に、顧客と従業員を避難させ、現在は安全に通常通り営業している」と説明しました。
問題の書き込みは、5日正午過ぎに、韓国の大手コミュニティーサイト「DCインサイド」に投稿されたもので、「新世界百貨店には絶対に行くな。昨日、1階に本当に爆薬を設置した。今日の午後3時に爆発させる」といった内容が含まれていました。
これを受けて百貨店側は、買い物客や従業員などおよそ4000人を避難させ、警察が爆発物の有無を確認するための捜索を行いました。しかし、爆発物は見つからず、午後4時20分ごろから営業が再開されました。