サッカー韓国代表チームのキャプテン、ソン・フンミン選手が、アメリカのメジャーリーグサッカーのロサンゼルスFCに正式に入団しました。
ロサンゼルスFCは7日、ホームスタジアムのBMOスタジアムでソン・フンミン選手の入団式を開きました。
入団式では、黒のベースに金色のラインが入った「背番号7」のユニフォームも公開されました。
契約期間は2年で、その後最大2年の延長が可能なオプションが含まれており、年俸はメジャーリーグサッカーでは史上最高額だと伝えられています。
ソン・フンミン選手は入団式で、「勝つためにここに来ただけに、近いうちにピッチで証明したい」としたうえで、「ゼロからのスタートだが、チームを離れるときには『レジェンド』と呼ばれるようになりたい」と抱負を語りました。
ロサンゼルスFCはメジャーリーグサッカーの注目の新勢力で、2014年に創設され、4年後の2018年にメジャーリーグサッカーに参入しました。2019年と2022年にはレギュラーシーズン1位を記録し、メジャーリーグサッカーカップでは1回の優勝を果たしています。
2024年にはイングランドのFAカップに相当するUSオープンカップでも初の優勝トロフィーを手にしました。
ロサンゼルスには世界でもっとも多い20万人以上の韓国系市民が暮らしており、現地コミュニティからの熱い声援を受けてホームスタジアムで活躍するソン・フンミン選手の姿が近く見られそうです。