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社会

尹前大統領の拒否で拘束令状執行を中断「負傷の恐れ」

Write: 2025-08-07 13:59:50Update: 2025-08-07 15:05:58

尹前大統領の拒否で拘束令状執行を中断「負傷の恐れ」

Photo : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴニ)氏をめぐる不正疑惑を捜査している特別検察チームは7日、尹前大統領に対する拘束令状の執行を再度試みましたが、尹前大統領の激しい抵抗により負傷の恐れがあると判断して中断しました。
 
特別検察チームは、「7日午前、ソウル拘置所に収監中の尹前大統領に対して拘束令状を執行したが、被疑者の強い拒否により負傷などの懸念があるとの現場の意見を受け入れ、1時間15分後に中断した」と明らかにしました。
 
特別検察チームによる拘束令状の執行は、今月1日に続いて2回目です。
1回目は、尹前大統領が拘置所の制服を着用せず、下着姿で床に横たわり、強く拒否したため失敗に終わりました。
 
特別検察チームは、1回目の失敗を受け、2回目は強制力を行使してでも執行する方針を明らかにしていました。
 
韓国法務部の鄭成湖(チョン・ソンホ)長官は6日、ソウル拘置所に対し、法と原則に従い、厳正かつ公正な法執行が行われるよう、特別検察の拘束令状の再執行に積極的に協力するよう指示しました。
 
一方、尹前大統領の弁護団は、特別検察チームによる強制的な試みに対して声明を発表し、「取り調べのために拘束令状が発付されたとしても、尹前大統領が黙秘権を行使する意向であれば、執行すべきではない」としたうえで、「公に辱める意図としか思えない」と主張しました。
 
特別検察チームは、尹前大統領を特別検察官の事務所に移送し、2022年の国会議員補欠選挙の公認候補選びに尹前大統領夫妻が政治ブローカー、ミョン・テギュン氏とともに不当に介入した疑惑などについて調べる予定でした。
 
尹前大統領が先月29日と30日に出頭要請に応じなかったことを受け、裁判所から発布された拘束令状の有効期限が7日までであることから、特別検察チームが再び拘束令状の請求を検討するとみられます。
 
また、対面調査なしで起訴する可能性もあります。

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