李在明(イ・ジェミョン)大統領は、閣僚候補者の辞退により空席となっている教育部長官と女性家族部長官について、新たな候補者を指名しました。
姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長による13日の記者会見での発表によりますと、李大統領は、新たな教育部長官候補に崔教振(チェ・ギョジン)世宗市教育庁教育監(71)を、また女性家族部長官候補に元玟京(ウォン・ミンギョン)国家人権委員会非常任委員(53)をそれぞれ指名したということです。
姜室長は、崔氏について「中学校の教員としてスタートしてから教育監に至るまで、およそ40年にわたり、教育に尽力してきた教育の専門家で、全国市道教育監協議会の会長や均衡発展諮問委員長などを歴任し、地域間のバランスに対する理解が深い。初等・中等・高等教育にまたがる豊富な経験を活かし、大統領の公約の実現に尽力すると期待している」と説明しました。
また、元氏については「民弁=民主社会のための弁護士会で女性人権委員長を務め、国会のジェンダー平等諮問委員などを歴任し、女性や社会的弱者の人権擁護に携わってきた法律専門家」と紹介したうえで、「男女の対立は社会が克服すべき課題だという認識のもと、大統領の理念に沿って、包摂と統合によるジェンダー平等社会の実現を目指す」と語りました。