新型コロナウイルスの感染拡大が続いている中、海外と関連のある感染者が増えたことが影響し、新たな感染者は再び50人台を記録しました。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は24日午前0時の時点で、前日より51人増えて1万2535人になりました。
死者はゼロで、281人のままとなっています。
新たな感染者51人のうち、国内での感染は31人、海外と関連のある感染者は、空港での検疫で確認された12人を含め、20人でした。
地域別にはソウルで11人、京畿道(キョンギド)で5人、仁川(インチョン)で3人など、首都圏で19人の感染が確認されました。
一方、釜山の金泉(キムチョン)港に停泊しているロシア船籍の貨物船で22日夜、ロシア人の乗組員16人の感染が確認されたほか、23日には隣に停泊していた船舶の乗組員1人の感染が確認されました。
防疫当局は、ロシアの貨物船が入港後、積卸し作業などでこの船に乗船した労働者などの中から感染者が新たに出る可能性があるとして、ロシア人の感染者と接触した濃厚接触者176人を隔離し、感染検査を行っています。