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社会

韓国 「双極性障害」患者の死亡率でOECDトップに

Write: 2021-11-30 09:40:54Update: 2021-11-30 10:21:45

韓国 「双極性障害」患者の死亡率でOECDトップに

Photo : Getty Images Bank

韓国は、「躁うつ病」とも呼ばれる「双極性障害」患者の「超過死亡率」がOECD=経済協力開発機構加盟国のうち、最も高いことがわかりました。
「超過死亡率」とは、過去のデータから統計的に推定される死者数を実際の死者数がどれだけ上回ったかを示すものです。
保健福祉部は29日、OECDの報告書をもとに韓国の保健医療の質と成果を分析した結果を発表しました。
それによりますと、韓国の双極性障害患者の一般人口に占める超過死亡率は4.4で、OECD平均の2.9を上回り、加盟国12か国のうち最も高かったということです。
また、「統合失調症」患者の超過死亡率も4.5で、OECD平均の3.7を上回っていたほか、双極性障害や統合失調症を含む精神疾患患者が、退院後1年以内に自殺する割合(0.65%)と30日以内に自殺する割合(0.19%)もOECD平均(0.47%、0.13%)を上回っていました。
これについて保健福祉部は「精神疾患患者は、低い健康水準、精神科治療の副作用、高い自殺リスクなどにより一般人口より死亡率が高く、多方面からの診療だけでなく、治療後も持続的な管理が求められる」と強調しました。

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