韓国政府が主催する韓国語検定、TOPIK=韓国語能力試験の海外での試験回数が、来年はことしの2倍に当たる8回に増えることになりました。
教育部が11日に発表したTOPIKの実施計画によりますと、海外での試験回数は、ことしの4回から、来年は8回に増えます。
会場での試験は、海外90か国あまりで年に5回行われ、オンラインで行う試験は10か国で年3回行われます。
韓国語の検定に対する需要が増えているのに対し、海外での受験の機会が足りないという指摘に応えたものです。
TOPIKは、韓国語が母国語ではない外国人や海外在住の韓国系の人を対象に韓国語の能力を評価するために、1997年に導入された試験です。
韓国や韓国語に対する関心の高まりを受けて、ことしの受験者数は、初めて40万人を超える見込みです。