ベトナムで大量の覚せい剤を流通させた罪で、現地の裁判所は韓国人2人に死刑判決を言い渡しました。
死刑判決を言い渡したのは、ホーチミン市の家庭青少年裁判所で、被告は60代と30代の韓国人の2人です。
判決によりますと、2人は2020年7月に覚せい剤およそ40キロを所持していた疑いで逮捕され、その後の調べで、逮捕直前の2か月間に、およそ200キロの覚せい剤を流通させていたということです。
ベトナムは、麻薬に関する法律が世界でも厳しい国の一つで、ヘロイン600グラム以上、または2.5キロ以上の覚せい剤を所持、あるいは密輸した場合、最高で死刑が宣告されます。