この冬は、観測が始まって以来、降水量が最も多く、気温はこれまでで2番目に高かったことがわかりました。
気象庁が7日に発表した去年12月から先月末までの気象統計によりますと、全国の降水量は236.7ミリで、平年の3倍に上り、1973年に気象観測が始まって以来、最も多くなっています。
雨または雪が降った日数は31.1日で、同じく、気象観測が始まって以来、最も多くなっています。
なかでも、12月半ばは、中国の南部地方で発生した低気圧と韓国の東にある高気圧の間に、大量の湿った空気が流れ込み、韓国の多くの地域で記録的な雨となりました。
この冬の全国の平均気温は2.4度で、平年に比べて1.9度高く、これまでで2番目に高くなっています。
気象庁は、「異常気象に対する監視と分析をさらに強化する」と話しています。