アメリカの信用格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは、韓国の長期国債格付けを据え置き、債務履行能力が非常に高い「AA」としました。
スタンダード・アンド・プアーズが、韓国の国債格付けを発表したのは、2022年4月以降、2年ぶりです。
韓国の短期国債格付けも、これまでどおり信用等級が優秀であることを意味する「A-1+」、格付けの見通しも「安定的」に据え置きました。
スタンダード・アンド・プアーズはまた、ことしの韓国経済の成長率は2.2%、今後3年間の成長率は年間2%前後との見通しを示しました。
ことしの1人当たりの国内総生産は、3万5000ドルと予想しました。
スタンダード・アンド・プアーズは、韓国の国債格付けを2016年8月に「AA-」から「AA」に1段階引き上げて以降、据え置いています。