2022北京冬季オリンピックは20日、午後９時から北京の国家スタジアムで閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕を閉じました。
今回の北京大会では、91の国と地域から2900人あまりのアスリートが出場し、７競技109種目でメダルを争う熱戦が繰り広げられました。
韓国は、アイスホッケーを除く6競技に合わせて64人の選手が出場し、金２、銀５、銅２のあわせて９個のメダルを獲得し、総合順位14位となりました。
当初目指していた金メダル１～２個、総合順位15位入りの目標を達成しました。
特に、韓国のお家芸といわれるショートトラック男子1500メートルと女子1500メートルで黄大憲（ファン・デホン）と崔珉禎（チェ・ミンジョン）が金メダルを獲得したほか、女子1000メートル、女子3000メートルリレー、男子5000メートルリレーでも銀メダルを獲得し、その実力を世界に見せつけました。
閉会式では、オリンピック旗が４年後のイタリアのミラノ・コルティナ大会に引き継がれました。
2026年冬季オリンピックは、イタリアのミラノ市とコルティーナ・ダンペッツォ市の共同開催で行われ、イタリアは、1956年のコルティーナ・ダンペッツォ大会、2006年のトリノ大会に続いて３大会目の冬季オリンピック開催となります。