メニューへ 本文へ
Go Top

スポーツ

ショートトラック失格判定で仲裁裁判所CASへの提訴撤回 大韓体育会

Write: 2022-02-21 00:53:41Update: 2022-02-21 09:33:22

ショートトラック失格判定で仲裁裁判所CASへの提訴撤回 大韓体育会

Photo : YONHAP News

大韓体育会の李起興(イ・ギフン)会長は、北京冬季オリンピック最終日の20日、北京のメインメディアセンターで記者会見し、スケート・ショートトラックで韓国選手が失格となった判定をめぐってCAS=国際スポーツ仲裁裁判所に提訴するとしていた方針を撤回したことを明らかにしました。
今月7日に行われたショートトラック男子1000メートル準決勝で、韓国選手2人がそれぞれグループ1位と2位でゴールしたにも関わらず不可解な判定で失格となり、中国選手が決勝に進んだことで、韓国国内で判定に対する批判が高まりました。
これを受け、大韓体育会は8日に記者会見し、CASに提訴する方針を明らかにしました。
しかし、20日の記者会見で李会長は、「判定問題が浮上してから、ISU=国際スケート連盟の会長と5回ほど面談し、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長とも話をした」とし、「問題発生後はISU側もそれなりに努力しているように見えた」と述べ、提訴を撤回した理由を説明しました。
また、「韓国だけでなく、他国でも判定について問題提起し、大会の後半からは状況が良くなった。主審も交代するなど、改善の意志が見えた」と評価しました。
そのうえで、「韓国で国際大会の開催も控えているため、実益も考慮した。われわれの選手たちが被害を受けた試合が決勝ではなく準決勝だったため、訴訟を起こして勝ってもわれわれには利益があまりないと判断した」と付け加えました。
そして、「われわれは問題提起を十分に行い、その効果もある程度得たため、選手団、弁護士とも議論したうえで訴訟を起こさないことにした」と説明しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >