北京冬季オリンピックに出場した韓国選手団50人あまりが21日、帰国しました。
選手団が午後8時ごろ、仁川(インチョン)国際空港の到着ロビーに姿をみせると、ファンたちが拍手で迎えました。
韓国選手団は、今回のオリンピックで金メダル2個、銀メダル5個、銅メダル2個を獲得し総合14位となり、大会前に掲げていた目標「金メダル1~2個で総合15位以内」を達成しました。
大会序盤で不可解な判定が相次ぎ問題となったショートトラックでは、エースのファン・デホンとキム・ミンジョンンが1500メートルで男女揃って金メダルを獲得するなど、金メダル2個と銀メダル3個を獲得しました。
スピードスケートでは、男子500メートルでチャ・ミンギュが銀メダル、男子マススタートでチョン・ジェウォンとイ・スンフンが銀メダルと銅メダル、男子1500メートルでキム・ミンソクが銅メダルを獲得しました。
一方、今大会では、スケート競技にメダルが偏っていることや1992年アルベールビル大会(金2、銀1、銅1)、2002年ソルトレークシティー大会(金2、銀2)と並んで金メダルの数が最も少なかったこと、世代交代の必要性など解決すべき課題も見えました。