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社会

梨泰院の転倒事故 警察が捜査本格化

Write: 2022-11-01 10:46:32Update: 2022-11-01 10:51:44

梨泰院の転倒事故 警察が捜査本格化

Photo : YONHAP News

ソウルの梨泰院(イテウォン)で起きた転倒事故を捜査している警察は、事故が発生した現場付近の監視カメラ50台あまりの映像を確保し、分析を行っています。事故当日の夜、転倒が起きた路地で大勢の人がすし詰め状態になっている映像なども含まれているということです。 
 
また、数名のグループが故意に前の人を押したという証言が一部から出ており、警察は、人々が折り重なるように倒れ始めた瞬間に、何か変わった動きはなかったか調べています。現場周辺の飲食店の従業員などの目撃者や負傷者など40人あまりを対象に聞き込み調査も行っているということです。
 
警察はまた、路地に違法に設置された障害物がなかったかについても捜査を進めています。事故が発生した路地は幅3.2メートルと狭く、障害物があった場合、ただでさえ困難な通行がさらに難しくなっていた可能性があります。
 
警察は31日、警察官40人あまりを投入し、事故現場での初の合同鑑識を行いました。3Dスキャナーなどを使って現場を撮影し、事故当時の路地の密集度や危険度の分析を行う計画です。
 
警察関係者は、「事故の原因には複雑な要素が組み合わさっているとみられるため、あらゆる可能性を考慮して原因究明に取り組んでいる」と説明しています。
 
警察は、ソウル市や龍山(ヨンサン)区に対しても、大勢の人が密集する状況に備えて、事故の予防義務を果たしていたかどうか、捜査を行う予定です。

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