梨泰院(イテウォン)の転倒事故で、31日にソウル市庁舎の前のソウル広場に設けられた合同焼香所には、翌1日も多くの追悼客が訪れています。
ソウル広場の合同焼香所には、31日午後5時の時点で、4000人あまりが訪れ、事故の犠牲者たちを追悼しました。焼香所の運営時間は午前8時から午後10時までとなっていますが、ソウル市は運営時間外でも弔問は可能だとしています。
事故が発生した龍山(ヨンサン)区は、梨泰院駅の隣の緑莎坪(ノクサピョン)駅に合同焼香所を設けました。この合同焼香所は、24時間弔問が可能だということです。また、ソウルの残りの24区でも、市民が弔問できる合同焼香所が設けられています。各合同焼香所は哀悼期間である5日まで運営される予定です。
また、現場から10メートルほど離れた梨泰院駅の1番出口前では、事故以降、多くの市民が、献花のほか、パンやお菓子、お酒などの供え物を置いて追悼しています。