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政治

国務総理が政府の責任強調 海外メディア向け会見で

Write: 2022-11-02 11:20:00Update: 2022-11-02 11:35:52

国務総理が政府の責任強調 海外メディア向け会見で

Photo : YONHAP News

梨泰院(イテウォン)の転倒事故をめぐって、海外メディアから政府の責任を指摘する声が上がっているなか、韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理は海外メディアに対して政府の責任などについて自身の考えを説明しました。 
 
韓総理は1日、韓国に駐在する海外メディアの記者に向けた緊急記者会見を開き、およそ2時間20分にわたり質疑応答を行いました。
 
韓総理は、事故発生の原因について、「群衆管理における制度や努力が不十分だったと思われる」と述べました。
 
また、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官が30日、「警察や消防をあらかじめ配置することで解決できる問題ではなかった」と発言したことに対する批判については、「群衆管理制度が不十分な状況では限界があったのではないかという意味」だとして、「制度的な改善が必要だ」と述べました。
 
このような韓総理の説明を受けて、アメリカNBCの記者が「そもそも若者がそこに行ったのが間違いだったのか。どこからどこまでが韓国政府の責任なのか」と質問したところ、韓総理は、「若者たちは何も悪くない」としたうえで、「国民の生命と安全の責任を負うのは、政府の際限のない責任だ」と答えました。
 
また、香港メディアの記者の「総理として尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に公式の謝罪を進言する考えはないか」という質問に対しては、「国会の行政安全委員会で、中央政府の安全政策を担当する行政安全部の李長官が謝罪した」と答えました。
 
一方、韓総理は会見の途中、同時通訳のレシーバーがうまく機能しなかった際、笑いながら冗談を言い、これを不適切だとして、SNSを中心に批判が起こりました。

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