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政治

総選挙に向けて「第3極」の勢力づくりの動きが活発 有権者の期待も

Write: 2024-01-29 13:58:18Update: 2024-03-26 22:04:40

総選挙に向けて「第3極」の勢力づくりの動きが活発 有権者の期待も

Photo : YONHAP News

4月の総選挙を前に、与野党の元代表などが、既存政党を支持しない無党派層の取り込みを図って、「第3極」を目指す動きを活発化させているなか、最近の世論調査で、「第3極」の候補が当選することを期待する有権者が24%にのぼることがわかりました。
 
革新系最大野党「共に民主党」元代表の李洛淵(イ・ナギョン)氏を中心に結成が進められていた新党「新しい未来」と、「共に民主党」を離党した議員らが中心となって新党結成を進める「未来大連合」は28日、単一政党、仮称「改革未来党」を立ち上げることで合意したと発表しました。来月4日に、結党大会を開くとしています。
 
一方、昨年末に離党し、今月20日に「改革新党」を立ち上げた、保守系与党「国民の力」元代表の李俊錫(イ・ジュンソク)氏と、去年8月に発足した新党「韓国の希望」の梁香子(ヤン・ヒャンジャ)代表は29日、国会で記者会見を行い、両党の合併を発表しました。
 
合併してできる新党の名前は「改革新党」で、党代表は李俊錫氏が務め、院内代表は梁香子氏が務めるとしています。
 
第三極が、与野党の元代表を中心に保守と進歩の2つの軸にわかれた形ですが、これらのさらなる結集が進み、存在感を発揮できるかが焦点となっています。
 
世論調査会社、韓国ギャラップが23日から25日にかけて行った世論調査によりますと、4月の総選挙で、「与党候補が多く当選するべき」と答えた人と、「最大野党の候補が多く当選するべき」と答えた人が、いずれも33%である一方で、「第3極の候補が多く当選するべき」という回答も24%あり、第3勢力への期待が高いことが浮き彫りになっています。
 
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±3.1ポイントです。詳しい世論調査の結果は、韓国ギャラップと中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。


*2024年1月30日修正*

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