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政治

総選挙 4勢力による「第3極」 10日あまりで暗礁

Write: 2024-02-20 15:06:00Update: 2024-03-26 22:03:57

総選挙 4勢力による「第3極」 10日あまりで暗礁

Photo : YONHAP News

保守系与党「国民の力」の元代表の李俊錫(イ・ジュンソク)氏が代表に就いた「改革新党」と、革新系最大野党「共に民主党」の元代表で元国務総理の李洛淵(イ・ナギョン)氏が立ち上げた「新しい未来」は今月、4月の総選挙に向けて合併を発表しましたが、合併はわずか10日あまりで撤回されました。 
 
「改革新党」と「新しい未来」、そして「共に民主党」を離党した琴泰燮(クム・テソプ)前国会議員が率いる「新しい選択」、同じく「共に民主党」を離党した李元旭(イ・ウォンウク)議員が率いる「原則と常識」の4つの政治グループは、今月9日、「改革新党」を中心とする合併を発表し、「第3極」として無党派層を取り込めるか、注目が集まっていました。
 
合併後の「改革新党」は19日、最高委員会を開き、選挙キャンペーンと選挙政策の決定権を李俊錫氏に一任することを決めました。

李洛淵氏はこれに強く反発し、途中で会議を退席しました。
 
李洛淵氏は20日、会見を開き、合併の撤回を発表しました。
 
李洛淵氏は、統合に向けて政策面で大きく譲歩したものの、その後、さまざまな問題に直面したと説明したうえで、「共同代表のうち、1人だけに選挙の全権を与えることで、合意が破壊された」として、最高委員会の決定を批判しました。
 
一定程度の支持が見込まれる李洛淵氏の「新しい未来」が離脱したことで、「改革新党」の「第3極」を形成するという計画にも支障が出るものとみられています。

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