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政治

最大野党 公認めぐる派閥争いで離党相次ぐ

Write: 2024-02-28 12:36:01Update: 2024-02-28 16:50:00

最大野党 公認めぐる派閥争いで離党相次ぐ

Photo : YONHAP News

4月の総選挙を控えて、最大野党「共に民主党」では、公認をめぐる派閥争いで議員の離党が相次いでいます。  
 
「共に民主党」には、李在明(イ・ジェミョン)代表の側近からなるグループと、李代表と対立するグループ、そして文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の側近からなるグループの大きく3つの派閥があります。
 
李代表に反発する李洛淵(イ・ナギョン)前代表は、すでに離党し、新党を結成しています。
 
李代表が、文在寅派の議員を党の公認候補から意図的に外しているという指摘が出ているなか、文在寅前政権で大統領秘書室長を務めた候補者が、自身が地盤とする選挙区で公認を受けらなかったことから、李代表に対する文在寅派の反発が強まっています。
 
党の重要な政策を決定する最高委員会に、文在寅派の唯一のメンバーとして参加していた高ミン廷(コ・ミンチョン)議員は27日、「総選挙の戦略が見えないと指摘する声が繰り返し上がっているにもかかわらず、議論すら行われないのなら、最高委員会は存在の意味がない」として、最高委員から退きました。
 
高議員は、これまで李代表と文在寅派の間を取り持つ役割を担ってきましたが、高議員が最高委員から退いたことで、党内の分裂はさらに激しくなるとみられています。
 
まだ公認候補が発表されていない選挙区からの出馬を検討している文在寅派の議員は、公認されない場合は離党することが予想されていて、無所属として立候補するか、李洛淵前代表が結成した新党に合流するか、今後の行方に注目が集まっています。

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