殺人罪の時効が、早ければ今年の下半期にもなくなる見通しです。
法務部は13日、殺人罪の時効をなくすことを柱とする刑事訴訟法の改正案を立法予告しました。
現在は人を殺しても25年経つと時効になって処罰できなくなりますが、時効が廃止されれば、25年過ぎた後も起訴できるようになります。
法務部は、これによって1997年下半期以降発生した殺人犯罪は、全て時効に関係なく起訴できるようになる見通しです。法務部は去年、障害者と13歳未満の子どもを対象にした性犯罪の時効を廃止しており、特定の犯罪の時効がなくなるのは今回が2つ目となります。
法務部は、来月末までに各界からの意見を取りまとめ、法律の改正案を国会に提出するとしています。
韓国の殺人罪の時効は、2007年12月に、それまでの15年から25年に延長されています。