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現代・起亜自動車 「水増し表示」で米政府に罰金

Write: 2014-11-04 11:35:47

自動車の燃費性能を水増ししたとして、韓国の現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車が、アメリカ政府に、1億ドルの罰金を支払うほか、2億ドルの温室効果ガス排出権を削減することになりました。
これは、アメリカ法務省と環境保護庁が3日、発表したものです。
それによりますと、現代・起亜自動車は、おととしアメリカで販売した120万台の自動車の燃費性能を水増し表示して、消費者に正しい情報を提供せず、大気汚染防止法の基準を超える温室効果ガスを排出したとして、アメリカ政府に1億ドルの罰金を支払うことになったということです。
また環境保護庁は、現代・起亜自動車が燃費の水増し表示で、申告していた量よりおよそ475万トンの温室効果ガスをさらに排出したとして、それにあたる2億ドルの排出権を削減するとともに、追加的な燃費性能試験などにかかった費用の5000万ドルを負担することになったとしています。
燃費の水増しが明らかになった車種は、現代自動車では、2012-2013年型の 「アクセント」、「ジェネシス」 、それに、2011-2012年型の「ソナタ」のハイブリッド車など、また、起亜自動車では、2012-2013年型の「リオ」、「ソレント」、「ソウル」などです。
現代・起亜自動車の関係者は、「消費者には、個別に損害補償を行なっている。今回は、手続き上の問題を解消し、顧客満足や技術開発、販売活動に集中するため、アメリカ政府と和解することになった」と話しています。

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