原子力発電所運営会社の韓国水力原子力の内部文書が再びインターネット上に流出しました。
韓国では、ハッカーとみられる人物が15日から、ブログを通じて、古里と月城原発の図面や、韓国水力原子力の職員の連絡先などを次々と公開し、21日にはさらに両原発の装置の図面や内部報告書の目次などを公開しました。
犯人は自らを「原発反対グループ会長」と名乗り、クリスマスの25日から両原発の稼働を停止するよう要求しています。
要求に応じない場合、さらに10万ページ以上の資料を公開し、韓国水力原子力の内部電算網を破壊するとしています。
捜査当局は犯人が使用したIPアドレスを確認し、犯人の行方を追っています。
韓国水力原子力は、流出したのは機密の資料ではなく、原発の安全上の問題はないとしています。