メニューへ 本文へ
Go Top

4大河川事業の調査委員会 「堰に水漏れ見つかる」

Write: 2014-12-23 14:50:50

政府の調査・評価委員会が4大河川に建設された堰を調べたところ、6か所で水漏れが見つかり、精密診断や補強のための対策が必要だと明らかにしました。
国務総理室の4大河川整備事業の調査・評価委員会が23日、記者会見を開き、1年4か月にわたって調査した結果を発表しました。
それによりますと、4大河川に建設した16の堰のうち、合わせて6か所で水漏れが見つかったため、精密診断や補強のための対策が必要だということです。
また去年洛東江(ナクドンガン)で緑藻が広がるなど、堰の建設によって水が滞留する時間が長くなり、水質が悪くなっただけでなく、この事業で作られた生態公園や河川が生態系に変化をもたらしたという見解を示しました。
さらに実際に水不足が起きている地域とこの事業で利用可能な水量が増えた地域が一致しないなど、十分な工学的検討や意見収拾を行なわずに、拙速に進められた向きがあるとして、事業全般に問題があったと指摘しました。
こうした政府の調査結果を受けて野党は、4大河川整備事業をめぐる国政調査が必要だと主張したのに対して、与党は、事業に大きな問題はなく、ただ補う必要があるだけだとして、この事業を政治的な争いの対象にしてはならないと強調しました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >