三星電子の去年10月から12月までの第4四半期の業績が、前の四半期に比べてやや持ち直しました。
三星電子が8日、発表した去年の第4四半期の業績によりますと、営業利益は5兆2000億ウォンで、前の年の同じ期間に比べて37%減少しているものの、その前の四半期に比べると28%増えました。
去年の7月から9月までの第3四半期は、営業利益がおよそ3年ぶりに5兆ウォンを下回りましたが、第4四半期は、業績悪化の主な原因となっていたスマートフォンの業績がやや改善したことや、パソコンやスマートフォン向けメモリー半導体の需要が堅調だったことなどから、5兆ウォン台に回復したものです。
また去年第4四半期の売上高は52兆ウォンで、前の四半期に比べて10%近く増えて50兆ウォン台を回復しました。しかしおととしの第4四半期に比べると、12%減っています。
一方、去年1年間では、売上高は205兆5000億ウォンで、おととしに比べて10%、営業利益は24兆9000億ウォンで、おととしに比べて32%、それぞれ減少しました。