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ロッテグループ創業者の辛格浩氏 一線から退く

Write: 2015-07-29 10:49:28

ロッテグループ創業者で総括会長の辛格浩(シン・ギョクホ)氏が、ロッテグループの持ち株会社であるロッテホールディングスの代表取締役を解任されました。
ロッテホールディングスは28日、取締役会を開き、創業者で総括会長の辛格浩(シン・ギョクホ)氏が代表を退き、代表権のない名誉会長に就任する人事を決定したことを明らかにしました。
背景には、後継問題をめぐる兄弟の争いがあり、グループ内のすべての役職から解任された長男の辛東主(シン・ドンジュ)氏が27日、創業者である父・辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長と組み、実権を握った次男を含む取締役6人の解任を通告しました。
これを受けて、次男は、「解任」の決定は違法な手続きによるものだったと反撃し、28日にロッテホールディングスの取締役会を開いて、辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長の代表取締役を解任したものです。
これで、ロッテグループは、次男の辛東彬(シン・ドンビン)氏を中心に韓国と日本での一体経営を強化することになり、今後、東南アジアなどの海外事業を加速することになる見込みです。
ロッテは1948年に在日韓国人1世の辛格浩(シン・ギョクホ)氏が東京で創業し、67年に韓国に進出。その後、90年代からは日本を長男、韓国を次男が担当するなど兄弟間で分業していました。


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