メニューへ 本文へ
Go Top

「慰安所は日本軍が管理」 肉声の証言公開

Write: 2015-08-04 15:19:23

日本軍が占領したアジアの国々に、慰安所を設けて管理していたという韓国人軍務員の肉声の証言が公開されました。
韓国の太平洋戦争犠牲者遺族会は、慰安婦の強制連行を認めた、いわゆる「河野談話」が発表されて22周年になる3日、韓国人軍務員の肉声の証言が盛り込まれた映像を公開しました。
この映像は、太平洋戦争犠牲者遺族会が1990年代初めに、日本軍軍務員として動員された故ソン・ボクソブ氏の証言を生前に撮影したものです。
証言によりますと、ソン氏は、日本軍の占領地だったインドネシア・スマトラ島のパレンバンやシンガポールなどで慰安所を目撃したということです。
パレンバンには、「明月館」という慰安所が2か所設けられ、日本軍が管理し入り口には日本軍が定めた料金が表示されていたということです。
また少なくとも数十人の韓国人女性が収容されていたと話しています。
ソン氏は1946年に、捕虜虐待の容疑でB・C級戦犯として軍事裁判にかけられましたが、無罪判決を言い渡され、死後に強制動員の被害者として認められました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >