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金大中氏夫人 「分断70年の痛みと傷癒せるように」

Write: 2015-08-05 11:11:40

北韓に対する融和政策をとり南北関係の改善を主導した金大中元大統領の夫人李姫鎬氏が、5日午前チャーター機で金浦国際空港を出発して韓半島西の海、西海上空の直行路で平壌に向かいました。
李姫鎬氏の北韓訪問は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の招待で実現したもので、金正日国防委員長が亡くなった2011年の弔問以来3年7か月ぶりです。
李姫鎬氏に随行する金大中平和センター理事の金聖在(キム・ソンジェ)氏は、出発前に空港で記者会見し、「李姫鎬氏は、分断70年の痛みと傷を癒し、和解と協力で南北が自由に往来できる民族となることを願う気持ちで平壌を訪問する」と述べ、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記との会談が実現し、膠着している南北関係の打開につながるかどうかに関心が集まっています。
李姫鎬氏の北韓訪問に取材陣は含まれておらず、統一部は、金大中平和センターとの間で、非常連絡体系を構築し緊密なやりとりを行うことにしています。
一方、洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官は3日、非公式に李姫鎬夫人の自宅を訪れ、政府の対北韓政策の基本的な立場について説明しましたが、特別なメッセージは託していないということです。
李姫鎬氏らの北韓訪問は3泊4日の日程で、韓国に戻る8日、金浦空港に到着したあと訪問の結果について記者会見する予定です。

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