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朴槿恵大統領 「京元線は統一と希望への出発点」

Write: 2015-08-05 14:28:12

韓国のソウルと北韓の元山(ウォンサン)を結ぶ鉄道、京元(キョンウォン)線の途切れている区間をつなぐ韓国側の復元工事の着工式が5日、江原道(カンウォンド)白馬高地(ペクマゴジ)駅で行われました。
着工式は、朴槿恵(パク・クネ)大統領をはじめ政府関係者およそ200人が出席して行われ、朴大統領はあいさつで、「京元線の復元工事は、韓半島の苦痛の歴史を癒し、統一と希望の未来に向かう出発点になる」と述べました。
また朴大統領は、「京元線は、ユーラシアを一つに連結する『ユーラシアイニシアティブ』を通じて韓国経済が再飛躍できる鉄道だ」と強調し、
北韓に対して、「京元線の復元工事に参加し、韓半島の繁栄をともに開いて行こう」と呼びかけました。
1914年8月に開通した京元線は、ソウルの龍山(ヨンサン)区と北韓の江原道(カンウォンド)元山市を結ぶ鉄道で、南北分断によって線路が遮断され、韓国では龍山駅から白馬高地駅までの94.4キロが韓国鉄道公社によって運営されています。
断絶しているのは、韓国側の白馬高地駅から北韓側の平安(ピョンアン)駅までの25.3キロで、政府はまず、韓国側の白馬高地から月井里(ウォルジョンリ)駅までの9.3キロの復元工事を2017年までに完成させ、非武装地帯までの区間や北韓側の工事については、今後北韓と協議を進めることにしています。
京元線が復元され、北韓側の区間まで完全に開通すれば、韓国南西部の全羅南道(チョンラナムド)木浦(モクポ)からソウルの龍山を経て、北韓北東部の咸鏡北道(ハムギョンブクド)羅津(ナジン)市までが鉄道でつながることになります。

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